活動事例 #05:様々な専門家の協力の結晶

日本語でケアナビ(国際交流基金関西国際センター)
http://nihongodecarenavi.jp/

日本語教育支援ツール

看護・介護に携わる人たちの日本語教育支援ツールとして開発されたのが、この「日本語でケアナビ」です。私は、データベースをどのようにインターネット上のサービスとして公開するかというプロデュースから、制作ディレクション、コーディングまで全面的に関わりました。イラストおよび画面デザインは日本語教師でありデザイナーでもある前田純子氏(office purechild)に、本サイトのシステムは加藤顕充氏(エコノシスシステム設計事務所)に担当していただきました。

タグによる検索など新しい辞書サイトの形

このサイトは、単なる和英・英和辞書サイトではありません。文字を入力して検索する一般的な検索方法のほか、場面や状況や役割などを手がかりに言葉を探すことができるタグ検索、50音表や使用漢字からの検索など、様々なスタイルで言葉を探すことができます。特に、タグ検索を上手に利用すれば、紙の辞書では不可能だった「個々人のニーズに合わせた言葉を集めた単語帳」を作成することができます。詳しくは、サイトの解説コンテンツである「つかいかた|日本語でケアナビ」をご参照ください。

様々な専門家間のチームワークの結晶

本件は、コンテンツ制作からサイトの開発まで、制作に携わったメンバーのほぼ全員が日本語教育関係者であるという特徴があります。そのため随所に日本語教師らしい視点と、利用者の利便性を第一とする配慮がちりばめられています。私は、自身も日本語教師であるという強みを生かして、現場で生まれる教育的視点をサイトのサービスにうまく反映させつつ、サイト制作の経験のないメンバーに「インターネット的なアプローチ」を理解してもらえるような工夫を重ねる形で進めていきました。教育者、システム開発者、デザイナー、Webディレクターという様々な領域の専門家が、高い共通理解のもとに作り上げた事例としても、本件の価値は大きなものだといえます。

活動事例

サイト制作Q&A