ブログの登場により、個人でホームページを作ることは特別でなくなりました。そんな時代にわざわざ授業でホームページ作りを取り扱うからには、「作ることが目的」ではなく「作る過程で学ぶことが目的」だと、教師はきちんと意識する必要があるでしょう。
では、作ることで何を学ぶのでしょうか。学びの内容に関してはケースによっても教師によっても様々でしょう。ブログはHTMLを意識しないでサイトを構築できるというメリットがあるので、HTMLの仕組みを学ぶことを目的にするのは向かないかもしれません。それよりは、ホームページで何を表現するか、あるいはホームページを通したコミュニケーションに焦点をあてるのがいいかもしれません。
ホームページで何を表現するか。例えば、ホームページを壁新聞と同様に、調査研究の報告に使うという考え方がありますね。これは以前から行われていることですが、ブログを使うことによってよりスムーズにいくのではないでしょうか。HTMLの知識がある程度必要な従来のホームページでは、コーディング(プログラムしてサイトの実体を作ること)に労力をとられ、本質である調査研究や、その結果の提示の仕方の工夫に時間を十分に割けない場合があったかと思います。ブログは、そういった技術面の労力を軽減します。
もうひとつ、ホームページを通したコミュニケーションですが、ブログは従来の個人サイトにはないコミュニケーション機能を持っています。概要だけでもこの機能を知っておくことは、教師にとって大切なことだと思います。なぜなら、それがブログをうまく教材として生かせるかかどうかに関わるから、そしてその機能を使ったコミュニケーションが今のネット社会を表しているから、です。
次回、お待ちかねのトラックバックとコメント機能にふれながら、ブログの生み出したコミュニケーションの姿をお話しします。
ホームページの「いま」ーブログ分析 | 2005-07-27
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