今年で3回目の参加となるPCカンファレンスから帰ってきました。参加していちばんの収穫は、今年も素晴らしい人たちとめぐり会えたことです。教育の本質的な話を忌憚なくぶつけ合うことのできる、これから一緒にいろんなことに取り組んでいきたい仲間と出会うことができました。
カンファレンス全体としては、パネルディスカッションは前回・前々回よりも実のあるものだったように思います。コンピューターという要素はあえて横に置き、広く大学の教育について議論しようという試みは、一見遠回りに見えて的を得た判断だったと思います。現場で困ったことが起きているという背景が色濃いせいか、短絡的に即効性のある方法論のみを求め教育の本質に迫れない、という傾向がカンファレンスにはあります。それが少しずつ変わってきているのだとすれば良いことです。
イブニングトークも前回に比べ充実した話題でしたが、ただ集まってみんなで話すという形式では、成果という点では限界があります。お弁当を食べながらワイワイという伝統は確かにいいのですが、カンファレンス慣れしている常連はともかく、今回初めてゲストで参加する人にとっては発言がしやすいとは言えない部分もあります。人数が多いとターンが回ってこない人も増えます。常連者にはレセプションという意見交換の場もありますから、やっぱり多くの人の声を効率的にシェアできる仕掛けを用意すべきです。これはCIECにというより各テーマ主催者に言うべきことかもしれませんが。
分科会に関しては気になることが2つ。ひとつは、質疑応答が5分では短すぎるということです。いい発表はいい質問を呼び、いい応答は議論を呼びます。でも5分という時間の壁がそれを阻んでしまっています。人数が多いので仕方がない面はあるにせよ、もう少しアイディアがほしいところです。
もうひとつは、時間内にプレゼンを終えられない人が多すぎることです。25分のうち20分での発表なのに、ベルが鳴ってから何分も話し続けている人も多々見かけます。制限時間内で消化できなかったスライドが10枚近く残っていた人もいました。練習とかしてるんですかね。初めてのプレゼンという人ならともかく、経験ある大学の先生とかが平気でそういうことをするのはどうかと。まぁ、質問と称し持論を語る聴衆が無くならないのと同じことかもしれませんが・・・。
ともあれ、今年も大切な時間を提供してくださったカンファレンスとその関係者には、こんな場ではありますが、感謝の意を表します。今回は発表までさせてもらったのですが、次回のカンファレンスも充実したものになるよう、協力させていただこうと思っています。
全体的な話とは別に、カンファレンス参加をきっかけに感じたことをこの後の記事にまとめます。テーマとしては「教育の現状そのものを早急に問い直すこと」「ITおよびインターネットへの多面的な理解」という感じなのですが、興味のある方はぜひどうぞ。
PCカンファレンス2005 参加記 | 2005-08-09
© Edu*Web by hokuto