インターネットにつながったコンピューターが各教室あるいは情報教室に配備されるようになってきたこともあり、「インターネットを使った調べ学習」というものが授業で行われているようです。教師の出した課題に対して、学習者がインターネットコンテンツを検索して学んでもらう、という活動です。
調べる、といえば昔は図書館がその代表格だったのでしょうが、学校教育に限らず様々なケースでインターネットが調べものの第一候補になってきています。インターネットというメディアは映像などを扱うことにも長けていますから、書籍にない情報が得られることも多いでしょう。
しかし、図書館で調べものをするのと同じノリでインターネットを使っても、良い結果が得られにくいだけでなく、場合によっては誤った情報に踊らされてしまう可能性もあります。授業の活動として行う場合は、ただコンピューターを与えて「調べなさい」と言うのではなく、メディアの特性を意識し、学習者を適切にサポートする必要があるでしょう。
インターネットの情報検索で重要なのは、検索術といわれるスキルです。どのようなキーワードをどのように組み合わせるかというスキルですが、このスキルの具体的な面については当サイトでは言及しません。「検索技術を知りネットの情報のあり方を知る」でも紹介した名著「ググる」を読んでいただきたいと思います。ここで私が言いたいのは、そうしたスキルを理解する上で前提となる、インターネットにおける情報の存在の仕方を理解することの大切さ、です。
次回以降、インターネットの仕組みの部分にも触れながら、インターネットで学ぶ際に必要と思われる視点を言及していきます。
「ネットで調べ学習」で大切なこと | 2005-09-16
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