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検索サイトを使い分ける

前回キーワード検索について話しましたが、これは主に、キーワードによる絞り込みで対象ページをピンポイントに導きだす場合の話、といえるかもしれません。疑問に対する答えや、曖昧な記憶の確認には、該当する一文さえ見つければ良いというケースがあります。その場合はこうした絞り込みのやり方になるでしょう。

いっぽうで、関連する情報がまとめられたサイト自体を探している、という場合もあります。同じテーマで複数のことを調べたいときや、調査内容がもう少し漠然としているとき、調査の事前準備としてとにかくソースを集めたいときなどがそうです。

この場合は、Yahoo!のディレクトリから探す手がありますね。Yahoo!のトップページはカテゴリでサイトが分類されていますから、カテゴリを絞り込んでいくことで当該サイトのリストが手に入ります。このリストに上げられているのは、基本的にYahoo!の運営担当者が人力で選んだサイトです。ですから、個人のブログのように雑多な日記サイトは少なく、1つの専門分野に絞った内容のサイトがほとんどです。また企業や人物の公式サイトなども掲載されていることが多いので、何かの公式見解・情報を探すという目的ならば、キーワードに反応して山のようにサイトがリストアップされるGoogleより楽な場合もあるでしょう。

ディレクトリ型の検索をする場合は、そこにリストアップされるサイトはYahoo!の運営者が選んだものだけである、ということを自覚するのが前提です。だから選びやすいというメリットと、より深くニッチな情報は得にくいというデメリットをふまえる必要があります。これは、All Aboutのようなサイトを利用する場合でも同じです。

調べ学習をする場合、検索に不慣れでも直感的に検索しやすいのはディレクトリ型です。情報の数も限られており、内容によって的確に分けられているからです。だからYahoo!のカテゴリーを使いましょう、というのではなく、ケースに応じて的確に使い分ける必要があるということです。学習者がどの程度検索に慣れているか、調べる内容はどんなものか、どの程度深く調べることを要求するのか、といった要因ですね。

情報リテラシーを磨くためにも、最終的にはキーワード検索を使いこなすレベルに達してほしい、というのが私の考えです。そのために学ばなければならないことも多いので、学校教育の目標設定としても適しているのではないかと思います。その一歩として、まずは教師が検索エンジンの使い分けを意識してみてはいかがでしょう。

ちなみに世界的な統計では、最もよく利用されている検索エンジンはGoogleであると言われています。ですが日本はYahoo!の利用者が多く、特にネット初心者はYahoo!を好んで使う傾向にあるようです。Yahoo!にはディレクトリ検索とキーワード検索の両方がありますが、普段からよくディレクトリ検索も使うからGoogleより便利、というのが要因としてあるのでしょうか(Googleはキーワード検索のみですから)。もしかすると、キーワード検索で調べることに不慣れな人が多いから、という理由も関連しているのかもしれません。

「ネットで調べ学習」で大切なこと | 2005-09-28

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