JADIE(The Japanese association for Developing Information Education)の情報モラル委員会のイベントに参加してきました。
今や携帯電話やコンピューターは子どもたちの生活に密接に関わっており、ネット上の悪質なコンテンツから子どもたちをどう守るか、という話題を中心に熱い議論が交わされていました。特に「情報モラルの教育は学校教育だけでは不十分、親への教育を行い家庭教育からきちんとしていかなければならない」という意見には私も大賛成だったのですが、それを実現するのは難しいようですね。子どもたちは既に様々な問題に関わり始めているのに、親たちの意識は低くまるで他人事であるという現状。危機意識を持った学校の負担ばかりが大きくなりつつある。頭の痛い問題です。
興味深かったのが、インターネットの接続端末としての携帯電話やコンピューターを、いかに保護者や教育者の管理下に置くかという話です。ログを記録して監視する、接続制限をかける、あるいは十分な教育態勢が取れないなら使用を禁止する、といった声が出ていました。なんだかネットが悪の巣窟のように語られていますが、ネットもまた社会の一部であるということを忘れてはいけないでしょう。
このサイトでも何度か書いているかと思いますが、影ばかりがクローズアップされがちなインターネットの世界もまた、人間の社会のひとつの姿なんです。バーチャルな世界だ何だと言うけれども、老若男女多くの人が関わり、みんな様々な目的を持って活動している世界です。リアルな社会と同じように、善人もいえば悪人もいます。素晴らしい出来事も、目を覆いたくなるような出来事も起こっています。アクティブな反応を起こす人もいれば、無視を決め込む人だっています。その点では、なんらリアルな社会と変わらないはずです。
(続く)
ネットとリアル社会を分離させるな! | 2005-12-12
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