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ITに溺れる教師の教育観

別ブログでエントリーしたんですけど、内容が非常に情報教育にも関係があるのでご紹介します。

with Computer | 無自覚に子どもを数値化する教師の傲慢さ

Edu*Web用にちょこっと追記を。以下は「高木浩光@自宅の日記 - RFIDタグ搭載ランドセルの校門通過記録で仲良しグループを割り出すという小学校教諭の発想は普通?」からの引用です。

私は、この3年間、RFIDのプライバシー議論にかかわってきて、技術者よりも非技術者の方が技術に惚れ込んでしまっている様子を見てきた。技術者にとって、IDで何ができるかは自明であり、「こんな使い方も可能」ということに感動したりしない。社会的影響や倫理的な検討をするのは、技術提供者よりも技術の使用者の役割と一般的には考えられているだろうが、技術の使用者が技術に惚れ込んでしまうような場合には、どうすればよいのだろうか。

ITに躍らされる教育者というのは、私もいくつか目にしてきました。程度はいろいろありますが、どのような教育であるかの本質には目を向けず「授業でコンピューターをただ使っているだけで素晴らしい」と言っている教師は山のようにいます。私は、それが情報教育を歪ませている最大の原因だと思うのです。

教師というのは、教育現場にべったりの毎日を送っています。それが教育の問題を解決する力になっている面はあります。が、問題解決に熱心になるあまり、外界の社会とかけ離れた思考に陥ってしまいがちなのではないでしょうか。子どもの言動を数値化して統計にかけるような教育を何とも思っていない教師は、自身の感覚が人間性や社会との関わりを失っているという意味で、教師として不適格であるとすら感じます。

一般企業で正社員として働いているわけではない私が言うと説得力がないかもしれませんが、教師も一度学校を出て、社会の一般企業でしばらく働いたほうがいいように思います。そのうえで改めて学校の営みを見つめ直し、社会との関わりの中で学校は何をすべきかを考え直してもらえれば、教育をより人間的に捉えられるのではないかと思います。

ネットとリアル社会を分離させるな! | 2006-08-16

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