分科会の自分の発表分については、特設ページに色々と書いてますのでそちらを見てください。私の発表の質疑応答で「意見を交換し議論と理解を深めていくのが発表の場であるはずなのに、まるで口頭試問のような発表が多い」というコメントが出ていましたが、これは私の発表の核心の話であるとともに、PCカンファレンスの分科会の発表が実りあるものになっているのかという疑問にも通じるものでした。
前から言っていることですが、発表20分、質疑応答5分という時間配分は、どう見ても意見交換に重きを置いているとは思えません。言いっぱなしの発表、形式だけの発表を助長しているのではないかと思います。発表の内容にもよりますが、発表者が投げ掛けたテーマに対して参加者が意見を出しあう、体験を話す場こそが重要なケースだってあるはずです。少なくとも私がこれまでしてきた発表は全てそうですし、私が面白いと思って聞いてきた発表もそうです。一方通行の発表は他の学会でやればいい、PCカンファレンスはコミュニケーションの場だ、と言われるくらいの特色を打ち出しても良いのではないでしょうか。分科会も発表者数は増えているようですから、50分枠でアクティビティを含めた発表プログラムを混ぜるなど、質で勝負する部分があったっていいと思います。
また、今回私の発表会場では起こらなかったことですが、発表者を一律「**先生」と呼ぶのは権威主義的で止めてもらいたいと思います。申し込みフォームも、教師か研究者か生協関係者かみたいな枠を前提とするのも止めてほしいです。それでは教師じゃないと発表できないようですし、いつまでたっても頭の堅い教師しか参加しないカンファレンスのままです。教育は教師じゃなくても語れるんだということを、主催側の姿勢として打ち出してほしいですね。
ついでに言うと、質問する際に所属と名前を言う必要もないんじゃないでしょうか。実際のところ、その前振りは形式化していて、何言ってるんだかわからない流し気味の口調の人が多いです。私の場合「大阪でウェブデザイナーをしています角南と申しますが」とか言うようにしていますが、それが「**大学の@@ですが」になったところで、まぁそれがどうしたって情報ですよね。そんな意味のない儀式が、カンファレンスの性質を表しているような気がして、昔から気になっているところです。
2007PCカンファレンス関連 | 2007-08-19
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