「ホームページ」と聞いて思い浮かぶものが人によって違うかもしれない。そのことを確かめてから、授業に臨んでみるのはどうでしょうか。
まずは自分自身の「ホームページ」に対する認識を自覚してみましょう。方法は簡単です。「ホームページと聞いて頭に浮かぶホームページは?」と自問自答してみるのです。
この問いが抽象的でやりにくいという方は、普段自分がよく見るホームページや、好きなホームページを思い出してください。もちろんひとつじゃなくても構いません。次々と頭に浮かんでくる方は、どんどん出していってください。近くに同僚がいる方はごいっしょに、ブレインストーミングのように思いつくままホームページを挙げていってください。
さて、どんなホームページが浮かんできましたか。
それは、あなたにとって身近な「ホームページのかたち」のひとつだと思われます。ここでいう「かたち」には、それを構成する色、形、レイアウト、動きといったビジュアル面に対する意味だけでなく、そのホームページが提供するサービス、機能、経験といった意味も含みます。
浮かんできたホームページを、その「かたち」の各要素ごとに分類していくと、いろんなバリエーションがあることに気づくはずです。例えば、自身の持つ「機能」でホームページを分けることができますよね。何かを探す、買い物をする、文章を読む、作品を鑑賞する、情報を得る、ゲームを楽しむ、音楽を聴く、などなど。ひとつのホームページが複数の機能を持っている場合も多いでしょう。また、そうした機能の違いは、見た目の違いにもつながっているのではないでしょうか。
ある特定の機能を持ったホームページしか見ない、という方もおられるかもしれません。日記ばかり、ニュースばかりといったように。でも、そんな人でも「検索サイト」は使ったことがあるでしょう。Yahoo! JAPANなどは、ほとんどの人が知っているかと思います。そして、Yahoo!とその他では、機能や見た目に大きな違いがあるはずです。
私たちは、ひとくちにホームページと言ってしまいますが、その実体は様々なかたちをしています。検索サイトにキーワードを入れ、検索結果の一覧からリンクをクリック、見たいサイトが表示される、という一連の流れで目にする個々のページは、機能も見た目も異なります。無意識に各々のホームページの機能を使い分けたり、認識を切り替えたりしているのです。
そのことを少し意識して、「ホームページを作りましょう」という呼びかけの意味するところを考えてみてください。同僚といっしょにこの試みをしてみた方は実感したのではないでしょうか。これって、ちょっと曖昧な表現かもしれないと。
個人サイトの「かたち」の変遷 | 2005-07-12
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