サイト制作Q&A:コストをできるだけ低く抑えるには?

相応の制作費を準備といっても、やっぱりコストは抑えたいもの。すべき大切なこととは、制作者に値切りを持ちかけることではなく、悪しき丸投げをしないということです。

制作に必要な総エネルギーとコストの関係

ホームページ作りのコストはできるだけ抑えたい、というのが発注側の心情。制作料金は制作業者によって様々、要求する機能や技術によっても費用は大きく変わってきますが、同じものを作るのでもコストを抑える方法はあります。ただし、それは「コスト=制作側に支払うお金」と考えるなら、という前提があってのことです。

一定の水準のものを作るためは、一定量の時間とエネルギーが必要です。エネルギーを大幅に削って、なおかつクオリティの高いものを要求するというのは無理があります。そして大切なのは、このエネルギーの総量とコストをどう捉えるか、ということです。

制作における「考える作業」の重要性

ホームページを制作する作業は、デザインを考えたりプログラムを組み上げたりすることだけではありません。ホームページが効果的に機能するよう、様々なことを「考える」時間が前段階として必要です。「考える」ということは、適切なものを作るために利用者や事業そのものや業界を理解する作業です。本やインターネットで調べ、サービスを体験できるものは自ら体験し、利用者が身近にいれば意見を聞いてみます。できるだけ利用者の目線で実感し分析するわけです。

こうした「考える」作業も、制作側は制作費用として計上します。多くはディレクション費という項目で処理されているかもしれません。コストダウン、つまり制作側に支払うお金を少しでも減らしたいのであれば、この「考える」作業の負担を制作側だけに押しつけないようにする、ということが言えると思います。

適当にやって、がコストアップの元凶

成果物の質を保つには、この「考える」作業に割くエネルギーはカットできません。考える作業は事業そのものを考えることとよく似ています。仮にご依頼主が情報を制作側に十分に提供せず、相談する時間も割けない場合はどうでしょう。制作者はひとりで事業や業界を理解しようと多くの時間を費やします。その結果、制作の長期化や費用の増加につながるわけです。

逆に、ご依頼主側が積極的に情報を提供し、制作側といっしょになって「考える」作業をする場合はどうでしょうか。これは依頼側が負担するコストと捉えられるかもしれませんが、結果として関係者が理解を深め、効率良くアイディアを出すことにつながります。制作側の負担は軽減され、制作が短期間で済み制作費も抑えられるわけです。

制作に必要な総エネルギーは削ることができません。そのエネルギーの負担の割合が制作側に傾くほど、制作費というコストは増加します。業務で忙しいという理由で依頼側が制作を丸投げする、ということはよく見られることです。しかしそれは、成果をあげるホームページの制作を阻害するのはもちろん、制作費の増大も引き起こすのです。制作者にとっても楽しい仕事ではなくなるでしょう。

やるのならば真剣に。実はとてもシンプルなことなのです。

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