コンピューターとマジにつきあう日々。
2007.07.25 12:43 am
Web標準の日々での樋口進さんのセッション「ソーシャルメディアが生み出すコンテンツ多層化と意味変化」のレポートです。
仕事でブログのようなものを書くことになったので、ソーシャルメディアの話が気になり受講することにしました。2日目はディレクショントラック中心に行こうかと思っていましたが、ボヤボヤしていたらセッション登録があっという間に埋まってしまい(当日は相当の立ち見も出たらしいです)こちらへ。でも、このセッションはメモの量が8つの中でいちばん多く、聴いて良かったなぁと思えました。
SNSやBlog、CGMなどを総称してソーシャルメディアというそうです。ソーシャルメディアと検索サービスが相互に補完してコンテンツの層を作っているのが現在のウェブで、ソーシャルメディアには集合知型とコミュニケーション型がある、という話でセッションが始まりました。
私は携帯が使いこなせずキーボードタイプも非常に遅いので、Twitterなどのコミュニケーション型は使わないタイプと自分で感じています。mixiもRSS Reader + 掲示板という感じで、メッセージのやり取りとかは時々しかしません。なので集合知型の話に特に耳を傾けていたのですが、情報社会の研究テーマとして取り上げても面白いだろうなぁという、学問的な切り口からの魅力も強く感じました。
ソーシャルメディアにおける記事は、他人に引用されやすく解釈に幅を持つものが望ましい、というのはなるほどと思いました。表題の「コンテンツに旅をさせる」というのはまさに言い得て妙。そして同時に溢れ返る情報をフィルタリングする必要が出てくるわけですが、注目を集めやすいタイトル付け合戦や、被ブックマーク数による偏ったレーティングによって、利用者が「釣り記事」に引っかかることが増えてしまうわけです。そうなるとWeb自体の信頼性は下がりますし、差し障りのない記事ばかりが増えることにもなります。ロボット型で情報をフィルタリングするには限界があり、人間の目利きが必要とされる場合がある。「みんなの意見はつまらない」とは友人の言葉ですが、本当に難しい問題をはらんでいるなぁと思いました。
とはいえ、事業として注目される記事を書くことは私にとっても必要なので、中身はしっかり、注意を引くような体裁、引用されるような内容、というのは心がけようと思いました。実現させるのは簡単ではないですが、意識しなくては実現できないので。ほんとに勉強になったセッションでした。
category: セミナー
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