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コンピューターとマジにつきあう日々。

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まるで俳句のような「君の後ろ姿」

2008.11.24 1:21 am

この数日は予定通りマッキーの「Personal Soundtracks」を聴きまくっています。で、その中に「君の後ろ姿」という曲がありまして、これがいいんですよ。全体の雰囲気としては、近年のライフソングとはまた違った、初期のマッキー風なラブ・ソングでファンも多いことだと思いますが、歌詞がまたいい。歌詞の全文は歌ネットとか見てもらうとして、サビの一部を以下引用。

振り返らないことを願うけど
一度も振り返ったことなんてない
君の後ろ姿を見送っている
どうしようもないくらい片思いだ
まるで立てかけたほうきみたいに
壁にもたれかかりながら ただ
君の後ろ姿を見送るときだけ
嘘をついてない僕でいられる

描いている感情はシンプルでありふれたものかもしれませんが、「君を好きな気持ちに正直でいられるのは、君の後ろ姿をただ見送っているときだけ」と間接的に表現するのはさすがだなぁ、と。さらに「笑ってしまうくらい片思いだ」「一度も振り返ったことなんてない」と、その状況の切なさをさらに畳みかけているところがまた。なんというか、サビが俳句のように深みを持っていて、そのまわりの詩が情景を補足的に組み立てているというか。こういう詩が書ける人はなかなかいないと思うのです。

先日の香港行きのANAの機内放送でマッキーの特番をやっていたのですが、その番組の中で「確実に手に入る恋しか挑まない人が増えているようだけど、果敢な片思いだっていいじゃない!というメッセージがある」みたいなことをマッキーが言ってました。今回のアルバムは、PersonalなSoundtrackになりうる曲たちというコンセプト通り、1つ1つが誰かを描いている感じがありますね。

category: 些事

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