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コンピューターとマジにつきあう日々。

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ボランティアにすがるのではなく

2007.07.06 7:30 pm

先日、大学の後輩がビジネスを始めるというので、飯でも食べながら話を聞かせてもらいました。日本に住む外国人の支援を地域と企業が協力して行う、というものなのですが、目下の悩みは資金。最初はボランティアベースで協力してくれる人を探すことになるけど、いずれはビジネスモデルを確立して企業としてやっていきたい。でも事業内容的に「金儲けのためにやってる」と難癖つけられるんじゃないかという心配がある、とのこと。

その後輩の目指していることには共感できますし、社会的にも間違いなく価値がある事業だと思います。なのに、現状ボランティアが主体となってされている領域だから企業として取り組みにくい、というのは、個人的には納得がいかないなぁと思いました。

ちょっと前のことになるのですが、ニュース番組でセコムの社長の発言を取り上げて「介護事業でまるで儲けようとしているような発言」とナレーションされていたのを思い出します。介護をする人たちというのは社会的にどうしても必要で、ビジネスとしてそれに取り組もうと思ったら会社として利益を出さないといけないわけでしょう。世の中こんなに資本主義経済なのに、介護をビジネスとして展開していくことは汚い、と言わんばかり。介護はボランティアのみ、あるいはギリギリの収支でやっていけというのでは、たぶん人手が足りなくなります。介護がビジネスにならない社会構造の方が、問題があるんじゃないだろうかと思うわけです。

情報教育についても似たようなことを思うことがあって、すごく起用で多芸な先生が、自分で開発した教材を研究会などで配っているのをたまに見ます。そういう取り組み自体は素晴らしいと思うのですが、一人の熱意ある人間が膨大な時間を投資して作ったものに、他の大多数の人は群がって消費するだけ、というのはどうでしょうか。良いアイディアが業界全体に広がっていくためには、教師をサポートする様々な人や企業が必要で、そうなっていくためにはボランティアにすがっているだけではダメだと思うのです。

目立った動きをする人を褒めたり叩いたりするだけなら簡単。自分も社会の一員として、社会がどうなってほしいと思うのか、そのためにどうしたらいいのか、自分のことを改めて考えさせられました。

category: 社会

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